合格者の声

私の合格は、ただ山田先生の講義がひたすらに分かりやすかったからということに尽きます。

行政書士試験合格者 髙橋 文彦

■はじめに

私が行政書士を目指した理由は、仕事をする上で法律が守られていないと感じることが多くあり、法律的な知識を一から身につけたいと考えたからです。平成27年度に一度行政書士試験を受験しましたが、仕事がとても忙しく、市販のテキストをさらっと眺めた程度で試験に突入してしまい、結果152点で不合格となりました。

このときの反省点として、市販のテキストは勉強の強制力がないこと、また、市販のテキストは理由付けの部分が薄く、わかりづらいことなどを感じ、平成29年度は資格試験予備校の講座を受講し、合格を目指すこととしました。

山田先生の基本書フレームワーク講座に決めた理由は、無料ストリーミングで見たガインスの説明が非常に論理的で、大変分かりやすかったからです。なお、遠方に住んでおり、通学受講は難しいため、Web で受講することとしました。

■合格までの道のり

私はフルタイムで働きながらの受験でしたので、勉強時間がかなり限られていました。当然、時間どおりに帰れる日などほとんどなく、特に5月から8月までの間は、毎日朝の8時30分から夜の12時頃まで残業する日が続き、正直勉強どころではありませんでした。

しかし、それでも帰宅してから1時間ないし朝早く起きて1時間勉強するなど、わずかでも勉強時間を設けるように努力しました。8月の終わり頃からは多少時間がとれるようになったため、一気に講義を消化していきましたが、5月から8月までの間にかなり未消化の講義がたまってしまっていたため、結果的に山田先生の講義をWebで全て見終わったのが10月に入った頃でした。

当然問題を解く時間もほとんどなかったため、問題を解くことは諦め、ひたすら講義(主に「パワーポイント図解集」と「総整理ノート」)の復習に努めることとしました。

過去問をほとんど解いていなかったため、本試験はかなり不安でしたが、結果的に択一182点、記述18点の総合200点で合格することができました。

山田先生も講義の中で「過去問を何回も解くのではなく、出題のツボを押さえることが重要だ」ということを言われていますが、「パワーポイント図解集」と「総整理ノート」で試験のポイント(出題のツボ)を押さえることができたのが、合格につながったのだと思います。

過去問は当然やるに越したことはないですが、解く際も漫然と解くのではなく、「パワーポイント図解集」や「総整理ノート」に載っているような「出題のツボ」を確認するというくらいの意味で取り組むのがよいと思います。

また、受験生活は長丁場になりますので、メンタル面の管理も重要だと思います。周りの人が遊んでいるときも、仕事のストレスを発散するために飲みに行っているときも、自分はひたすら勉強を続けなければいけません。

同僚に行政書士試験の勉強をしていることを伝えても「行政書士なんて取って何か意味あるの」だとか、「そんな資格を取っても時間の無駄だからやめたら」などと言われ、非常に悔しい思いをしたこともありました。

勉強をやめる理由は周りにいくらでも転がっています。自分がなぜ行政書士試験に合格したいのかを考え、合格したいという気持ちを強く持ち続けることが重要だと思います。

さらに、行政書士試験を受けてみて思ったことは、巷で言われているような、6か月でラクラク合格できるような試験では決してないということです。私は今年、時間が取れないながらもなんとか仕事の合間をぬって、必死に勉強したつもりです(正直この生活をもう1年やれと言われても厳しいものがあります)。

また、行政書士試験は司法試験(予備試験)の受験生や司法書士試験の受験生も多く受験しており、純粋に行政書士を目指す人だけで考えると、合格は相当に難しいものだと思います。行政書士試験は難しい試験だという意識を持ち、油断しないで勉強を続けることが合格への秘訣なのではないかと思います。

■私の「成功談」

私が合格できたのは、択一式で180点以上を取り、先行で逃げ切ることができたためだと思います。反面、記述式は出題される問題によって、できる、できないが激しく分かれます。

また、絶対的な採点基準がないため、結果が出てみるまで点数がわかりません。まずは択一式で180点を取ることを目指し、もし無理だったら記述式でカバーするくらいの気持ちで勉強するこ
とが大切だと思います(そのためには、商法を捨てずにある程度勉強することが大切です)。

また、成功談というわけではありませんが、やはり途中で諦めなかったことが合格につながったのだと思います。正直、勉強が間に合わず、山田先生の講義を復習しただけで過去問がほとんど解けていない状態だったため、試験日の朝も会場へ行くのをやめようかと考えていました。

しかし、なんとか気持ちを奮い立たせて本試験を受験し、無事合格することができました。計画した勉強をやりきって、完全な状態で本試験を迎えられる人はほとんどいないと思います。むしろ、私のようにやり残しがある方のほうが多数派なのではないでしょうか。

しかし、やり残しはあるにしても、大なり小なり試験日まで時間を削って努力してきたわけですから、ある意味割り切って試験を受けることも必要なのだと思います。

行政書士試験は2割以上の人が受け控えをする試験ですが、申し込んだのに会場へ行かないのは非常にもったいないです。自分の現実を直視するのは辛いですが、仮に不合格だったとしてもその悔しさは必ず次回につながると思いますので、勉強が不完全でもとりあえず試験を受けに行くことが大切だと思います。

■最後に

私の合格は私の力によるものではなく、ただ山田先生の講義がひたすらに分かりやすかったからということに尽きます(合格できたことよりも、むしろ山田先生の講義でフレームワーク思考を学べたことの方が嬉しいくらいです)。

多くの方は、私のように仕事をしながら受験されていると思いますが、やはり思うように勉強時間がとれず、イライラする日もあると思います。しかし、わずかでも隙間時間を見つけて努力を続けていけば、必ず成果につながる日が来ます。

自動車王と言われたヘンリー・フォードは「努力が結果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。」という言葉を残しています。努力が結果につながるまでには時間がかかりますが、みなさんも決して諦めずに合格を勝ち取ってください。

応援しています。