合格者の声

『髭の先生のもとに通った1年~自由に生きるための取捨選択~』

野崎春香

20代前半、自分がお勤めにどうしても向いていない気がして、もうすこし自由に生きるための手段として、行政書士の勉強を始めました。
当時の私は会社員をしていて、可処分時間は出勤前の20分、昼休みの20分、夜の1時間、土日の数時間。講座がはじまってすぐに私は怪我をして、何時間も椅子に座ったり、鉛筆を長い時間持ったりすることができなくなっていました。
仲間より体力もなく、睡眠時間を削ることもできない。可処分時間も少ない。法学部出身でもないので法律の知識もゼロ。一番要領よく合格するにはどうすればいいのか。それを真剣に考えたとき、山田先生のご教授をできるだけ素直に実践する、という結論になりました。講座の録音をひたすら聞き、講義で使う基本書を読み、講座でもらった民法の「要件効果シート」、行政法のカード、行政法と民法の基礎的な問題を何度も解き、知識の定着をはかりました。
「森から木、木から枝、枝から葉」
山田先生は知識の整理の仕方について、よくそのように仰っていました。講師歴20年を超え、多数の合格者を排出されてきた山田先生は、資格試験の合格にはそれが一番の近道であることをよくご存じだったのでしょう。
法律の勉強は終わりがありません。不安になるほど、Cランク(出題頻度の低い)情報まで隅々まで勉強したくなってしまいますが、試験に合格するためにそれは必要な知識なのか。今考えると、山田先生のおっしゃることを誰よりも素直に聞いて、既に山田先生の手で取捨選択済みの課題、そして既に整理済のA~Bランクの(出題頻度の高い)知識だけを選んで勉強していたのが一番の勝因だったように思います。
宿題を解いて先生に提出すると、先生はコメントをつけて返してくださいました。
私はよく、山田先生の髭の似顔絵や落書きも描いて出していましたがそれについては触れられず(笑)、出題意図の何が大事で、何が大事でないかについて、先生はコメントをつけてくださり、試験前はそれを解きなおしました。
意識の高い仲間に囲まれた講座は、とても楽しかったです。出会った仲間は本音が言い合える貴重な仲間として、今でも良い刺激をもらっています。